Bi Rodで高所撮影スポーツ分析を安全に | アメフト部コーチインタビュー

Bi Rodで高所撮影スポーツ分析を安全に | アメフト部コーチインタビュー

ユーザーのリアルな声をお届けする「Bi Rodユーザーインタビュー」。

今回は都内大学のアメリカンフットボール部のコーチを務める、長野さん(仮名)にお話を伺いました。

データやビデオでのゲーム分析が当たり前の時代になってきたスポーツの世界。

練習や試合の記録・分析のための高所撮影に以前からBi Rodを使用しているそうです。

Bi Rod導入の経緯

長野さん : アメフトの戦術を考える上で、上からの視点は重要です。

例えばゴール裏、真後ろから目の高さで見るとプレイヤーやボールの横の距離感はわかるんですが、縦の距離感はわかりにくいんです。
どこにボールが落ちたか、プレイヤー同士で適切な距離感が取れているか...など、高い視点から練習や試合を確認することは重要な要素です。
そのため、以前は5メートル程度のやぐらを組んで撮影をしていたのですが、安全性を考慮し学内でやぐらの使用は禁止となりました。

左:現在は使用していないやぐらの部材 / 右 : 脚立も検討したが安全面を考慮してNGに。

代わりの方法がなにか無いか考えていたところ、Bi Rodを見つけて「これであればすべての条件をクリアできるかもしれない。」と思い導入しました。

Bi Rodを使用した感想

軽くて持ち運びがしやすいのは大きい利点ですね。

やぐらや脚立と違ってBi Rodはとてもコンパクト。遠征の際も専用ケースに入れてスッと車に入れられる。

当初はドローンも検討しましたが操作が複雑で、バッテリーの問題で撮影時間も限られる、練習場所によっては飛行申請も必要...とハードルが多く諦めました。

その点、Bi Rodはカメラを取り付けてスマホで操作するだけ。

スマホの操作に慣れている学生が簡単に使えるので助かります。

写真:主に撮影を担当するのは女性マネージャー。取材中も慣れた手付きでセッテイング。使用しているBi Rodのモデルは【6C-7500+専用三脚セット】

使用しているカメラ

現在使用しているカメラはGopro HERO7です。

Wi-Fi接続でスマートフォンやタブレットから撮影しています。軽量で画角が広く、防水なので使い勝手がいいです。ただ一点、Goproにはズーム機能が無いので、そこが不便に感じることはあります。

最近はズーム撮影が可能なハンディカム型のビデオカメラの導入も検討しています。

実際に撮影した映像はこちら▼

なるほど、たしかに上から見ると選手の動きがよくわかります!

撮影時のカメラのポジションは下図のようにしていることが多いとのこと。練習時はオフェンス側のスタート位置が決まっているので、その背後から撮る。移動の際もBi Rodは持ち運びやすく移動しやすいそうです。

Bi Rod使用をおすすめするスポーツ

同じくアメフトやサッカーなど、戦術的なスポーツの分析におすすめです。

やぐらを組んでいる学校は多いですが、移動の際は大量の部材をすべてトラックに積む必要があり、建設するのも厚生労働省の基準に従うと安全帯・ヘルメットが必要であったり...大掛かりで怪我の危険の伴う作業で、それを学生にさせることに以前から反対意見がありました。

Bi Rodを導入したことで転落事故の心配がなくなり、簡単で安心して撮影ができるようになりました。

編集後記

危険を伴う高所撮影。選手とマネージャーの安全を第一に考え、さらに撮影の効率化を追求した結果、「Bi Rodを使った高所撮影」という答えに行き着いたのかと思います。

スマホを使ったカメラの操作や、動画共有アプリを使ってコーチや選手へ映像を共有するなど、学生が最新のデジタルツールを最大限使いこなしているのが印象的でした。

長野さん、学生の皆様、取材へのご協力ありがとうございました!


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